当研究室で博士課程のLiuさんが行ってきた、日本各地から収集した発酵漬物から単離した乳酸菌を題材とし、ゲノムと免疫調整機能との関連を明らかにした研究をまとめた論文がmSystem誌に掲載されました。論文では乳酸菌のゲノムデータとマクロファージに添加して誘導されるインターロイキン10およびインターロイキン12の量との関連を、独自の指標 “potential-gene index” で数値化し、誘導量の鍵となる遺伝子としてwall teichoic acidの合成酵素であるTagF2を特定することができました。
論文はこちらからご覧いただけます。
【追記】こちらの論文に関して東京科学大学からプレスリリースが、ぐるなびからニュースレターの発表を行っています。合わせてごらんください。
株式会社ぐるなびニュースレター(PR Timesより配信)